城下町・出石を歩く



但馬の国、兵庫県北部の静かな城下町出石郡出石町を歩き、

街並の歴史と人の温もり・皿そばと出石焼を楽しんでみましょう。




辰鼓櫓(しんこうろう)
町の中心に悠然と聳える出石の
象徴。その昔藩士の登城を告げ
る太鼓が、辰の刻に鳴らされた
というが、明治の初期大時計が
寄贈され、時計台に変身した。
 
 
 
 

登城橋と門
再建になった登城橋と登城門。
城址からの眺めは、江戸時代を
偲ばせる城下町ならではの街並
が広がっている。
 
 
 
 
 

本丸跡の隅櫓
昭和43年に再建された本丸跡
の隅櫓。城址は現在もはっきり
残っており、規模は東の姫路城
か西の出石城かと言われた程の
ものであった。
 
 
 
 

メインストリート
大手前のメインストリートには、
多くの観光客が訪れ、賑やかに
お土産品の品定めをしている。
何処もお馴染みの元気な町の顔。
 
 
 
 
 

特産品
主なお土産は、やはり蕎麦が主。
懐かしい陳列品に思わず手が・・
 
 
 
 
 
 
 

暖簾の威厳
古都の雰囲気が大切にされた
町屋の佇まいと、その風格。
今ではあまり見掛けなくなった
格子戸が何故か新鮮に思える。
 
 
 
 
 

街角のそば屋
古い家の面影を大切に残した、
そば屋の佇まい。
名物の皿そばを食べてみよう。
 
 
 
 
 
 

皿そばの由来
信州上田から伝わった味覚で、
白い出石焼の小皿5枚一組で一
人前。追加は枚数を指定する。
挽きたて.打ちたて.ゆがきだて
の三たてを信条としている。
 
 
 
 

桂小五郎居住跡
元治元年禁門の変に敗れた長
州藩は朝敵となり、小五郎も
追われる身となった。
出石の町人甚助・直蔵兄弟に
助けられ京を脱し、かくまわ
れていた。
やがて大業を成し遂げ、木戸
孝允と名を改め、維新の三傑
と仰がれた。

裏町の地蔵さん
延命地蔵と記された古い地蔵が
目についた。
下町の住民の願いを偏にうけて
やさしく見守って来たのだろう。
何処か温もりを感じられた。
 
 
 
 

出石焼窯元
白く清楚な輝きと繊細な彫刻が
人気の出石焼。
柿谷陶石と呼ばれる石を砕いて
練り上げる匠の技。
その工程を覗いてみよう。
 
 
 
 

巧妙な型枠
練り上げた陶土はロクロ引きと
型流しがある。
巧妙に作られた型枠は、幾つも
が組み合わさり一組となる。
 
 
 
 
 

乾燥棚
出来上がった作品は、十分に
乾燥するまで静かに眠る。
乾燥後に、独特の彫刻を施し
出石焼の特徴を出す。
 
 
 
 
 

素焼きの釜だし
一旦完成した作品は素焼にする。
昔は釜を薪で焚いたが、今は
この様なガス釜が中心となって
きている。
 
 
 
 
 

電気の釜
一方の電気による焼釜を覗いて
見た。幾重にも張られた電気の
ヒーターが目に付く。
均一に熱するのも大変な様だ。
 
 
 
 
 

上薬の塗布
素焼きが上がれば、次には上薬
をかけるが、茶器等は先の彫刻
部分を蝋で保護し付着を避ける。
それが後々には独特の色が出て
深い渋みとなる。
 
 
 

出石焼の完成
二度焼が済めば、いよいよ完成。
真っ白く輝く美しさに人気が・・
この透き通る白 
 
 
 
 
 
 

丹波焼
一方、この但馬地方には土で
練る丹波焼がある。
備前・立杭など別の味わいが
あり、土の温もりが嬉しい。